[Print Screen]がないキーボードでスクリーンショットを撮る方法

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こんにちは。masART STUDIO 主宰のカワグチです。桜も見頃の季節になり,ようやく穏やかな季節になってまいりましたが、読者諸兄姉におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。さて,新型コロナウイルスの感染拡大リスクを回避するため,テレワーク(在宅勤務)を実施されている読者も多いかと思います。この記事では,[Print Screen]がないキーボードでスクリーンショットを撮る方法をご紹介します。特に,Macユーザー方は必見となっております。ぜひ,最後までご覧ください。

目次

[Print Screen]キーがない!

筆者もお客様よりノートPCをお借りして自宅で作業することも増えてきました。自宅でも,マイクロソフト社の「Teams」があれば会議やチャットなど,コミュニケーションに関しては何不自由なくことは進んでいます。しかし,お客様先と自宅の環境の違いに困ったことが発生しました。スクリーンショットを撮ろうとしたところ,自宅で使用しているキーボードに[Print Screen]キーがないことに気がつきました。

スクリーンショットを撮る方法①

Windows 10 で一番簡単にスクリーンショットを撮る方法は,[Print Screen]キー(キーボードによっては[Prt Sc]や[Prt Scr]と省略されて表記している場合もあります)を押下します。こちらは,皆さまがよくやられている方法かと思います。

また,[Alt]キーを押しながら[Print Screen]キーを押すと,アクティブなウィンドウ(現在選択されているウィンドウ)が,クリップボードに保存されます。こちらも,頻繁に行う操作ですね。

スクリーンショットを撮る方法②

では,[Print Screen]がない場合はどうすればよいでしょうか。意外と知られていませんが,「切り取り&スケッチ」を起動して撮影する方法があります。「切り取り&スケッチ」を開くショートカットキーがありますので,[Windows]キー,[Shift]キー,[S]キーを同時に押下すると便利です。

MacOS上のWindows仮想マシンをキャプチャ
MacOS上のWindows仮想マシンをキャプチャ。

「切り取り&スケッチ」が起動すると,上の図のように画面が暗くなります。

Snipping Tool 
ツールバーは左から,「四角形の領域切り取り」「フリーフォーム領域切り取り」「ウインドウの領域切り取り」「全画面表示の領域切り取り」「Shipping を閉じる」となります。

画面上部中央のツールバーからスクリーンショットの撮影範囲を選択できますので,目的に応じてスクリーンショットを撮影してください。この方法なら[Print Screen]がないキーボードでも,画面ショットを撮影することができます。

Mac用のキーボードを使用している場合

しかし,ひとつ問題があります。Mac用のキーボードには[Print Screen]キーも[Windows]キーもありません。ノートPCに Mac 用のキーボードを接続して,クラムシェルモードで使用している場合はどうでしょうか。スクリーンショットを撮るたびにノートPCのフタを開け閉めするのは効率が悪いですよね。

Anker製のウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード
Anker製のウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード(A7726121)。キー配列は,Apple純正のMagic Keyboardとほぼ同じ。そのため,[Print Screen]キーも[Windows]キーもありません。

でも,大丈夫。[command (⌘)]キーが[Windows]キーとして機能します。そのため[command (⌘)]キー,[shift]キー,[S]キーを同時に押すことで,スクリーンショットを撮影することができます。

まとめ

この記事では,[Print Screen]がないキーボードでスクリーンショットを撮る方法をご紹介しました。以下に,ケース毎の撮影方法をまとめておきます。最後までご覧頂きありがとうございました。

[Print Screen]キーがあるキーボード
  • 画面全体のスクリーンショットを撮りたい場合
    [Print Screen]を押下
  • アクティブなウィンドウのスクリーンショットを撮りたい場合
    [Print Screen]+[Alt]を押下
[Print Screen]キーがないキーボード
  • 「切り取り&スケッチ」を起動して撮影
    [Windows]+[Shift]+[S]を押下
Mac用キーボード
  • Windows10 PC に,Mac用キーボードを接続して使用している場合
    [command (⌘)]+[shift]+[S]を押下
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この記事を書いた人

1969年,東京生まれ。ライター。写真家。美術家。masART STUDIO主宰。東京の郊外を拠点に活動。Webメディアで執筆の傍ら,人工構造物をモチーフとしたフォトモンタージュ作品を制作する。目標は,ダイエットと,ITリテラシーを高めること。

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